みやこ薬局は、お蔭をもちまして2023年に創業30周年を迎えることとなりました。

創業当時は、まだ京都での分業率が3％という状況下での出発でありました。

そういった中で、京都の企業として地元に根差し、地域の皆様を支え、また支えられ今日まで運営して参りました。

しかしながら、薬局を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。

「対物」から「対人」へ、「立地」から「機能」へとシフトしていくと同時に、医療DXも大きく動き始めており「オンライン服薬指導」や「オンライン資格確認」、「電子処方箋」等、まさに変革の時を迎えており、しっかりと適応し乗り越えていきたいと考えております。

また、地域の患者さまや医療・介護関係者の信頼を得る薬局になるため、様々な研修会の企画・参加や学術発表により専門知識を向上させる一方、在宅業務を積極的に取り込み、少しでも地域に貢献できるようにと「医療人」としての感性を磨いているところであります。

今後も　“患者さまがもし自分の家族なら？”　真剣に「心配」し、親身になって「心配り（こころくばり）」をする
“患者さまが何を望まれているか？”　「気配」を感じ取り、その達成のため「気配り（きくばり）」をする
というよう「心配」「気配」といったキーワードを胸に刻み、さらに「目配り（めくばり）」をしながら業務に携わっていきたいと考えております。

調剤薬局は、いまだに「処方せん」という入場券がないと入りにくいと言われていますが、当社は地域のヘルスケアステーション「健康情報発信基地」として、気軽に相談に来ていただける薬局になっていけるよう心がけております。

代表取締役　西村公男